1859年にイタリア統一戦争で傷ついた兵士たちを敵・味方の区別なく救護したことから始まった赤十字。日本赤十字社は赤十字の一員として、「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」という7つの原則のもと、社員やボランティアをはじめ多くの人に支えられて、世界186カ国の赤十字ネットワークと連携し、国籍、民族、宗教を越えて、人の生命と健康を守り、人間としての尊厳を確保するために、さまざまな人道的活動を国の内外で行っています。
人道や博愛など赤十字精神を実践する赤十字病院が日本全国で92あります。各地域の中核医療機関として地域医療に貢献するとともに、救急医療、がんなどの高度専門医療、生活習慣病や高齢化社会に向けての介護の支援、災害時の医療確保など多彩な活動を通して、社会に貢献しています。
血液は栄養や酸素の運搬、免疫など人間の生命を維持するために欠くことのできない機能を多く含んでいます。現在、血液の機能を完全に代替できる手段は存在しないため、医療において輸血は欠かすことができない治療法となっています。国民の皆様の理解を得ながら、国及び地方公共団体と協力し、血液製剤の安全性の向上と安定供給に努めています。
医療の高度・専門分化や保健、医療、福祉のニーズが増大するなか、国際救援や災害救護をはじめ、医療施設や血液センター、福祉施設などでの幅広い業務に対応できる資質の高い看護師を養成しています。
日本赤十字社では、この他にも講習普及事業、青少年赤十字事業、社会福祉事業などさまざまな事業を担っています。
京都第一赤十字病院も、赤十字の一員として、地域医療、救急医療などの医療事業だけでなく災害救護活動、救護訓練、広報活動、また附属の看護専門学校における看護師養成事業などに取り組んでおります。 今後とも赤十字事業に対するご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
京都第一赤十字病院事務部長
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