血小板

止血する際に重要な働きをし、血液疾患や慢性肝疾患で減少します。

結果から疑われる疾患

高値:出血・血小板血症・鉄欠乏性貧血・慢性骨髄性白血病など
低値:特発性血小板減少性紫斑病・肝硬変・急性白血病など

再検査を受ける場合の診療科

内科

尿潜血

腎臓・尿管・膀胱などの尿が通る道で出血が起きていないか調べる検査です。尿路に潜んでいる病気を発見することに役立ちます。

結果から疑われる疾患

陽性:膀胱炎・尿路結石・尿路腫瘍・糸球体腎炎など

再検査を受ける場合の診療科

クレアチニン

腎臓から排出され、腎機能が低下して排泄量が減少すると血液中のクレアチニンが増加します。

結果から疑われる疾患

高値:腎機能障害・腎炎など
低値:妊娠・筋ジストロフィーなど

再検査を受ける場合の診療科

尿素窒素

クレアチニンとともに腎機能の基準となり、通常は腎臓から排泄されます。腎機能が低下すると排泄量が減少し、血液中の尿素窒素量が増加します。

結果から疑われる疾患

高値:高たんぱく食・脱水症状・腎機能障害・消化管出血など
低値:妊娠・低栄養状態など

再検査を受ける場合の診療科

e-GFR(糸球体濾過値)

腎臓が老廃物を尿中へ排泄する能力がどの程度あるか表したものです。血清クレアチニン値・性別・年齢から算出します。腎機能が低下すると数値が低くなります。

結果から疑われる疾患

低値:糖尿病性腎症・慢性腎臓病(CKD)・慢性糸球体腎炎など

再検査を受ける場合の診療科