赤血球

赤血球は血液中に酸素を全身に運ぶ働きがあり、減少すると貧血を起こします。栄養過多で増加することもあります。

結果から疑われる疾患

高値:多血症など
低値:再生不良性貧血・鉄欠乏性貧血など

再検査を受ける場合の診療科

内科

日常生活での留意点

  • 鉄欠乏性貧血の場合、積極的に鉄分豊富な食品を摂取する
  • タンパク質・野菜や果物など鉄吸収を高めるビタミンCを積極的に摂取する

血色素

血色素は、赤血球中にあるヘモグロビンであり、酸素を全身に運ぶ働きをしています。鉄分不足により、血色素は減少します。

結果から疑われる疾患

高値:多血症など
低値:再生不良性貧血・鉄欠乏性貧血など

再検査を受ける場合の診療科

内科

日常生活での留意点

  • 鉄欠乏性貧血の場合は鉄分を豊富に含む食品を積極的に摂取する
  • タンパク質、鉄分の吸収を高めるビタミンCを多く含む野菜・果物を積極的に摂取する

血清鉄

血液中に含まれる鉄分の量を測ることができます。

結果から疑われる疾患

高値:急性肝炎・再生不良性貧血など
低値:がん、感染症などによる貧血・鉄欠乏性貧血

再検査を受ける場合の診療科

内科

日常生活での留意点

  • 鉄欠乏性貧血の場合、鉄分を多く含む食品を摂取する
  • タンパク質、鉄吸収を高めるビタミンCを多く含む野菜・果物を積極的に摂取する

白血球

体内に侵入した細菌・異物を排除して処理する働きがあります。肺炎・虫垂炎などの感染症によって増加する傾向にあります。

結果から疑われる疾患

高値:がん・白血病・細菌感染・虫垂炎・心筋梗塞・膠原病など
低値:再生不良性貧血・悪性貧血・ウイルス性感染症による貧血など

再検査を受ける場合の診療科

内科

血小板

止血作用を持つ重要な働きを持ちます。血液疾患・慢性肝疾患で減少することがあります。

結果から疑われる疾患

高値:出血・慢性骨髄性白血病・血小板血症・鉄欠乏性貧血など
低値:急性骨髄性白血病・突発性血小板減少性紫斑病・肝硬変など

再検査を受ける場合の診療科

内科