日本赤十字社育児休業規定に準じ運用
私には二人の子供がいます。夜勤を含めた仕事を継続するにあたり、未就学時は時短制度、下の子が一年生となった際には、すこやか子育て制度を利用しました。1人目の復帰の際は特に保育園への送迎、家事や育児にと、勤務を継続していけるか不安が多かったのですが、時短制度を利用することで、保育園の送迎時間の確保や帰宅後の家事、育児においても何とかこなすことが出来ました。子供への時間を確保することで、子供への負担や自分の体調面においても負担が軽減されたと思います。
また小学生へ進学した際には、子供の環境の変化が大きいため、集団登校、宿題、翌日の準備など親のサポートが必要ですが、すこやか子育て制度を利用することで、今現在、子供も楽しく学校生活を送ることが出来ていると感じています。
病棟の状況により就業時間を過ぎることもありますが、周りのスタッフの声かけや、仕事を変わってくれたり、協力的に働きかけてもらえることで安心して制度を利用できました。
祖父母の援助に頼ることもありますが、制度を利用することで、子育てと両立しながら仕事を継続出来ていると感じています。
仕事と子育ての両立や、初めて出産を前にして不安を抱いている産休前看護師に声をかけて、「キャリママ支援会」を開催しています。
仕事・子育ての両立されている先輩看護師に語りを聞いて、産前後の不安な思い、今後の仕事の両立の不安軽減に繋がるように支援しています。
企画は担当師長。産休前の妊婦さんに声をかけて希望者が参加します。
新米ママからの質問に対して、先輩ママが経験談をお話しされています。
希望があれば、院内の保育園の見学にも行きます。
新米ママを囲み、先輩ママがアドバイス!和やかな雰囲気!
保育所の選び方、パパは協力してくれるの?パパ教育は?
ワークライフバランス実現にむけて多様な働き方の提案をしています。
家事・育児、大学進学、夜勤手当での増収など、様々な理由で個人が選択できる勤務の提供をしています。開始当初から制度利用されている方が徐々に増え、現在4倍の方が利用されています。
私は、3人の子育てと仕事の両立に限界を感じて、退職を考えていました。母としての自分と看護師としての自分が、どちらも中途半端で、家族にも職場の上司や同僚にもたくさん迷惑をかけていると感じていたからです。子育てをしながら、このような急性期病院で働くことの難しさを痛感しながらも、看護学生のころから通って慣れ親しんだこの病院を離れる寂しさや、環境を変えることへの不安も感じていました。
夜勤専従という働き方があることを知り、私の現状を好転できるかもしれないと思い、試してみることにしました。
通常勤務をしている期間は、「仕事を頑張っている看護師としての私」、夜勤専従をしている期間は、「子育てを頑張っている母としての私」と、自分の心の中で割り切ることで、「今は仕事を優先しているから、子供たちに寂しい思いをさせているかもしれないけど、夜勤専従の期間にたくさん子供たちと向き合っていけるから大丈夫」と思えるようになり、どちらも中途半端で両立できていないという悩みからは解放されました。
夜勤専従期間は、子供が体調を崩しても日中そばにいてあげられたり、子供の保育園や学校行事に必ず参加できたり、早くお迎えに行ってあげられたりと、子育て中心で働くことが出来ます。
これからも、この働き方で大好きな仕事を続けていきたいと思っています。
生活・身体への負担を軽減するための配慮、環境づくりをして、プラチナナースがやりがいをもって働けるよう支援しています。
定年退職後、プラチナナースとして働いています。
これまで病床管理を行なってきた経験を生かして、主に病診連携室での勤務になりました。
新たな部署で不安はありましたが、若いスタッフと一緒にフレッシュな気持ちで働けています。体調面での不安に対しても、看護部と相談ができることで働き続ける事ができています。体調管理をしながらもう少し働けたら良いなと思っています。
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